DEPAPEPEです。 出っ歯とぺぺだかららしいですが,その自分を笑えるセンスもOKです。 メロディーとリズムが自由になるギター2本の世界です。
アコギ1本の演奏には当然限界があります。
その限界に挑戦して,アコギらしからぬ演奏というのもまた魅力なんですよね。
でも,そういうソロの決定的な問題が,メロディーの表現に出ます。
コードを押さえて,メロディーを弾く場合と,単音でメロディーを弾くときではビブラートからチョーキング,スライドすべての表現力に当然ながら制約があります。
どうしても,単音弾きのようにキレイにメロディーを歌わせるのは難しくなりますね。
(⌒^⌒)b なるほど
そうなると,ギター2本です。
メロディーと伴奏を分ければいいんです。
でも,単純に分かれるんではなくて,2台ギターがあるのならハーモニーの作り方を考えて,例えば一人がEというコードをジャラーンと鳴らした時に,一人は1弦の12Fの音を出すとそのサウンドは3オクターブになります。
6弦開放のEと4弦2FのEと1弦開放のEで2オクターブです。
それにさらに1オクターブ加わります。
このレンジの広さをピアノで考えるとかなり広く使っていることになります。
(ノ^_^) ハイ!
こういうハモリをボイシング(和声)と言いますが,ギター2本のボイシングはとても気持ちがいい場合があります。
そして,リズムも自由になります。
メロディーの制約がないので,カッティングもシンコペーションも自在です。
私なんかは自由を求めて音楽に走っている気がしますから,演奏の制約がないという自由さはとても気持ちがいいんですね。
それで,私はストロークも大好きです。
自称フィンガーピッカーなどと言っていますが,ストロークにもうるさいんですね。
(⌒Θ⌒)ぷぷぷっ♪
そんな,ギター2本の気持ちいいボイシングと歯切れのいいリズムが聞けるギターデュオがデパペペなんですね。
歌詞のないJ-popという感じのわかりやすいメロディーがとてもいいのです。
一回で印象に残るような,口ずさめるような曲を書きますよね。初心者も入りやすいのも魅力ですね。
また,エフェクトの使い方も上手です。
エレキをもともと弾いていたといいますが,ライブではエフェクトのよさを引き出していますね。
根っからのアコギ弾きはエフェクトが苦手な人も結構いますので。
彼らはアコギの入口を大きく広げてくれる気もしています。
メジャーデビューアルバムです。 Hi-D!!!という曲がこれまた印象的なんですね。

これをコピーするには自分が弾けたとしても,もう一人同じように弾ける人を探さないといけないのでこれも大変でしょうね。
o(T□T)o
でも,オフィシャルの楽譜があるんですね。
楽譜を見ると少し出来そうな気がして来るから不思議ですよね。
これは少しミニアルバム的ですが,これもわかりやすくていい曲が入っています。 シュプールのドレミファソラシドシラソファミレドのメロディーがまた残るのですね。

(」゜ロ゜)」 ナント!!
驚くのはついに,ギターデュオの楽譜のピースが出たのです。 つまり,ヒット曲のように1曲ごとの楽譜が出たのです。
これまでココまでJpop的に扱われたアコギサウンドがあったでしょうか。
GOGOギターでも取り上げられていますので,バックナンバーを探せば1曲ごとの楽譜は見つかるかもしれませんよ。
ヤマハミュージックメディアの雑誌~GOGOGuitar~下の方にバックナンバーがあります。
NEWアルバムがリリースですね。
インディーズ時代のものも味があります。 これらの集大成がデビューアルバムという感じもありますね。
アコギ界に彼らの存在は本当に貴重かもしれませんね。
でも,最後にちょっと辛口のコメントですが,彼らはライブの方がいいんですね。
NHKのトップランナーに出たときもそうですし,ゼップサッポロの「夢チカ」ライブで押尾&デパペペ&フライドプライドの時もそうですが,ギター2本の方が完全にCDよりいいんです。
CDは音を重ねすぎていて,実際にやっている事が薄味になっているのが残念ですね。
他の楽器も重ねないでライブアルバムが出たらそれがベストですね。
それを期待しています。そうなれば,オタクな人もアコギ初心者も,音楽ファンをも満足させるアルバムが出来ると思いますよ。
(ノ^_^) ハイ!
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