マイケル・ヘッジスのススメ


新しいアコースティックギターのサウンドをある日突然作り出した人。 マイケル・ヘッジスです。

今聞くと,今見ると,彼のすごさがまたわかりますよ。

確かにこの人からアコギ新時代が始まった気がします。

長らく在庫切れだったCDもありますので今がチェックするチャンスですね。

彼の音楽にはクラッシックの要素もありました。追記もごらんください。



きっと皆さんも近年のアコギプレイヤーの多くに影響を与えた人物として何度もその名前を何度も聞いていると思います。

押尾コータローはもちろん,中川イサトをはじめ日本の多くのプレイヤーもそうですが,海外でもドン・ロス,ジャスティン・キング,ビル・マクラウリン,プレストン・リードなど多くのプレイヤーがヘッジスから影響を受けたと思います。

昔々15年以上前にヘッジスを聞いた頃は私の音楽レベルがついていけず楽しめるというよりは,ギター音楽として分析するだけという感じでした。

でも,最近聞くとまた違った印象があります。 時代をかなり先取りしていたのか?

それともオンリーワンの孤高の境地にいるのか?

かなり詳しいインタビュー記事がアコギマガジンに載りました。 イサト,倫典,コータローと3者のコメントもあります。





アコースティック・ギター・マガジン Vol23


ヘッジスとは誰だろうか。それはなんだろうか。 という人もおられると思います。


ヘッジスのアルバムが再販になりました。マイナーなジャンルですから一度在庫切れになれば再販まではかなり時間がかかります。


出会いが大切ですので,イチゴイチエの気持ちでぜひ買っておきましょう。



どのアルバムから聞くのがいいかというと難しいので,ベストから聞くのはどうでしょうか。


これを聞くと彼の非凡な才能を感じます。


彼は自分の中に音楽のイメージがあって,それを実現するために様々なテクニックを開発したという事がよく言われていますが,本当にギター1本なのかにわかに信じがたい幅広いボイシングを使います。

低音から高音までのレンジがすごいんです。 このサウンドを聞くとソロはピアノよりもアコギの方が様々な可能性を秘めていると思いますね。

アコギにしか出せない,炸裂音とかミュート音,ハーモニクスが一緒になって津波のように押し寄せてきます。


ヽ(・_・;)ノ ドッヒャー






ビヨンド・バンダリーズ


しかし,彼の演奏は音だけでは不十分でしょう。 動画で見て初めて分かる事が沢山あります。 右手と左手がどのように動いているのか,ピックアップのライン2本出しのD28など様々な見所があります。

動くマイケルヘッジスのDVDがナント2200円で見れるのです。 スタジオライブなので,かなりアップの映像になっています。 あの曲もあの曲もなぞめいていた奏法が明らかになります。


w(°o°)w おおっ!!


これはかなりオススメです。





Windham Hill: in Concert

■収録曲 ・イントロ~エアリアル・バンダリーズより(マイケル・ヘッジス) ・無垢の心と誘惑の影(ウィリアム・アッカーマン) ・そして、 訪れ(ウィリアム・アッカーマン) ・ブルックレイヤー家の美しい娘(ウィリアム・アッカーマン) ・サイレント・アンテシペイションズ(マイケル・ヘッジス) ・ウーマン・オブ・ザ・ワールド(マイケル・ヘッジス) ・疾走・氷原(マイケル・ヘッジス) ・フォロー・スルー(マイケル・ヘッジス) ・エアリアル・バンダリーズ(マイケル・ヘッジス) ・ベイション・ポエム(スコット・コッス) ・オランウータン・ギャング(シャドウファクス) ・ホワット・ゴーズ・アラウンド(シャドウファクス) ・ニュー・エレクトリック・インディア(シャドウファクス) ・ストリート・ノイズ(シャドウファクス) ・クロージング~疾走・氷原(マイケル・ヘッジス) 全15曲



ヘッジスの演奏はどちらかというと昔の方がアコギらしい面もあると思います。それで,昔のアルバムをご紹介します。






Live on the Double Planet


このライブもすごいんです。 歌いながら弾くギターがまたすごいです。

ビートルズカバーのカムトゥゲザーなども別物です。 ボブ・ディランのカバーもギターサウンドが別物の迫力ですね。 ただの弾き語りではありません。弾き語りをしている方は一度聞いてみることをオススメします。


A B C D シーラ・Eなどというダジャレ系に走る余裕も見せます。シーラ・Eの曲もカバーします。





Breakfast in the Field


このさわやかなジャケットからはちょっと想像出来ない鮮烈なサウンドが1曲目から来ます。


Layover という曲ですが,昔挑戦してなぞが多く挫折した曲です。音を追えても演奏のニュアンスが真似できません。


デビュー作となっていますが,このCDがアコギの新時代を開いたと言えるかもしれません。歴史的価値があるかも。


(ノ^_^) ハイ!





Aerial Boundaries


エアリアル・バンダリーズも本当にギター1本なのかと思う曲のひとつですね。


ジャケットのように音からイメージがどんどん広がっていきます。このアルバムにヘッジスの代表曲「ラガマフィン」が入っています。曲のタイトル自体がなぞめいていますよね。

このラガマフィンに私ははまってしまったのです。 トータル何十時間練習したでしょうか。


ある日,大阪のドルフィンでその世界では超有名なMASHさんの演奏を偶然見させていただきました。(押尾コータローの楽譜を書いている人です。)


「(≧ロ≦) アイヤー


これがラガマフィンだったのか。

凄すぎます。こういう弾き方だったのですね。 これは一度見ないとイメージがわかないかもしれません。

しかし,ラガマフィンの正確な楽譜(たぶんかなり正確)がついに一般に手に入るようになりました。

これまではピースで2000円でした。 あのソロギターのしらべの作者で,ヘッジス研究かとも言われる南澤さんです。


この最後にラガマフィンの完全コピー譜と詳しい解説があります。




ソロ・ギターのしらべ 法悦のスタンダード篇 


彼の演奏もCDに入っていますが,サビからテンポが走るのが気になります。アコギはリズムが命ですよね。


ププッ ( ̄m ̄*)


その昔,ヘッジスの曲が映画「上村直巳物語」で使われました。 ウィンダムヒルがサントラを担当したのですが,犬ぞりで南極大陸を疾走するシーンでヘッジスの曲になります。

あの景色とサウンドのマッチングはもう一度今見たいなと思ったりします。どこかにないでしょうか。

アコギの新時代をある日突然切り開いたマイケル・ヘッジス。 もし彼にさらに時間があればどんな音楽を作り続けたのでしょう。


2005/4/3 追記 そういえば,彼の演奏の安定性やタッチはかなりクラッシックギターに通じる部分もあります。 もしも,クラシックギタリストになったとしてもかなりの成功を収められたのではと評する人もいます。

その彼のセンスを理解できる貴重なCDがあります。 ウィンダム・ヒルのオムニバスで毎回クラッシックの曲を取り上げていたのです。

その中でも,ハープギターによるすごい演奏があります。 本来はチェロの曲ですが,ギターでここまでの低音が出るのですね。

我が家のスピーカーでは完全な再生は困難でした。 音量を上げられません。


(ノ_<。)うっうっうっ


車で聞くとドアがびりつきます。(大衆車だから)


「(≧ロ≦) アイヤー




そのCDのシリーズがこれです。


Winter's Solstice, Vol. 2


この3曲目のプレリュードがそうです。

アマゾンから試聴できますので,どうぞ。



このセンスはすばらしいですね。私はクラシックギターの曲が最後まで聞けないモノが結構あるんです。演奏が単調であきてしまうんです。


なんだろうと引き込まれるものを感じますよね。



ヘッジスの音楽の中にはクラシックの要素もやはりあるのですね。



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