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バックセンターラインの意味
ギターによってバックにセンターラインがあるものとないものがあります。マーチンは結構センターストリップが入っています。Ayersではマホガニー,メイプル,インディアンローズの通常モデルにはありませんが,もっと硬いベトナムローズやマダガスカルローズ,ココボロでは入れるようにお勧めしています。 その理由について説明いたします。ギターの塗装は数年で「塗装が引く」という現象が現れます。「引きが出ている」という表現も使います。 これはどういう現象かと言いますと,新品の時に木材の上に塗装が乗っていわば塗膜が層になっているのですが,時間と共に塗料が木材に染み込んで行き一体化する現象なのです。 それで,20年も経ったギターのトップを見ると新品のツヤとは違う少し艶消しとも違う,艶出しなのに塗装が薄くなったような印象になります。 ラッカーだとこれがさらに顕著になります。PU(ポリウレタン)でも年数で次第に引いていくことは変わりません。この塗装が引いて来た時にセンターラインの継ぎ目で左右の差が出る場合があるのです。写真で見てみましょう。 5A フレイム・メイプルいわゆる
niioka
2022年9月23日


板の木目と音の関係
ギター業界にある迷信の1つに「目の詰まった」とか「狭い木目」の方が音が良いとか言われて重宝される事があります。 恐らくそれはマーチンのトップ板のグレード分けの1つの基準に,1インチ(25.4ミリ)に何本年輪が入るかというのが昔あったからだと思います。25本入れば 1ミリの年輪が入る感じになります。 木の年輪一本が一年の成長を表すのですが,狭いということはゆっくり成長するつまり比較的寒い地域の木材はそうなりやすいという事です。 正直私は年輪の幅と音質は関係ないと思っているのです。狭いのが良いというのは迷信だと思っているのです。 なぜかというと木の品種で年輪の幅に違いがあるからです。 例えばアディロンダック・スプルースは最も年輪が広くなりますが,硬さはスプルースの中で最も硬いです。 次がアルパイン,シトカと来て,インゲルマンはしなやかさが特徴となります。 インゲルマンもアルパインも木目が詰まったものが多くなります。シトカは詰まったものもあれば少し広めのものもあります。 この写真を見てトップのグレードはどのクラスだと思われますか? これはなんとマーチン
niioka
2021年12月22日
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