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L-00typeB と 1935年L-00 とを弾き比べてみる

更新日:2019年3月20日


L-00typeBと本物のギブソン1935ビンテージを弾き比べてみました。 音源を聞いて先入観なく最初の音と後半の音とどちらがいいか判断してみてください。 どちらもいい音と思えたらtypeBは音色と弾きやすさの両面を持っていますね。



L-00 対決! L-00typeB 新岡ギター教室モデルと ギブソンL-00 1935ビンテージ



ここ10年くらい,新しいモデルも,ビンテージも,新品も中古も関係なくいいギターを求めて弾いてきました。 その間にいくつかわかったことがあります。


1930年代のビンテージは音がいい。


L-00の形状はメロディーが太い。


(o⌒.⌒o) ウムウム



ビンテージで特にいいのは1930年代ですね。

マーチンの1920年代もそれ以前も弾いたことがありますが,古いものはボディの形が変わってきます。 14Fジョイントがジャンルを選ばず使いやすく感じます。

それで,弾きやすさと音色のバランス的には1930年代がやはりベストかなと思えるところがあります。

しかも,L-00はマーチンのスモールボディの30年代と対決しても音がいいと思えました。


だがしかし,これを今のギターと同じように使えるまでに修理するにはかなりのリペアが必要になります。 というか改造が必要になります。

さらには,設計がおかしいかなと思える部分まであるので,どうにもなりません。

「(≧ロ≦) アイヤー


確かにビンテージL-00の枯れたアディロンダックスプルーストップのギターはどんな曲を誰が弾いてもいいと感じるすごさがあります。

でもビンテージを買って,ペグ交換,ネック裏のペグ取り付けの細工,ネック形状修正,ネック再塗装,ネックリセット,指板修正,フレット交換,さらにはブリッジ貼り換え,弦穴の穴埋めと開け直し,などなど大掛かりな修理と改造の費用をかけて行くとおそらく1本別のいいギターが買える金額に近づいていくかもしれません。


それで,L-00を手工で再現し,新品でもビンテージに近づくように,トップはアディロン,サイドバックはマダガスカル,細かい所でバランスを取ってtypeBが完成しました。


ギターオタク人生の自信作ですね。


これを本物のビンテージと弾き比べてみようというわけですね。


左が1935年のビンテージ,右がtypeB。

ではまず最初に音を聞いてみましょう。

どちらを先に弾いているかは音で皆様も判断してみてくださいね。


最初と後とどちらがいい感じでしたか。 スピーカーを使うとか,イヤーホンを使う方がいいですよ。


2,3回聞くとよりわかり易いかもしれませんね。


答えは最後に書きますね。聞く前にネタバレしないためにも。

ププッ ( ̄m ̄*)



この音を聞くと確かにビンテージの音はいいですね。


弾きやすさはtypeBがいいですね。

レスポンスはやはりビンテージがすごいのですね。 レスポンスの良さから来る弾きやすさは新品には出せない領域があるのですが,ネックの幅とか形状の部分ではtypeBがいいです。

特にこのビンテージの個体はナット幅が45ミリですので,5F以降の幅も結構広くなります。 これでカポ7の曲を弾くと,親指で6弦を押さえるのが私は困難になります。


私的にはかなりビンテージに近い音が出ていると思います。


完成後3か月でこの音が出ているので,1年後はもっといいかもしれません。

(ノ^_^) ハイ!


この後すでにニコアースブレンドを付けてミニライヴもしてみました。

やはり,格別にいいですね。

何を弾いてもメロディーがあって,その後ろに伴奏があるような感じで,音楽として成り立ちます。

さらにうまくなったような,錯覚に陥りますね。

O(≧∇≦)O イエイ!!

このtypeBのいいところは軽いということですね。

ボディも小さいですが,ケースも軽いのです。

それで,飛行機にも簡単に乗せられてしまうのです。 旅行の際にチェックインで何か言われても「機内に持ち込みます」と押し切ります。

実際に飛行機の荷物入れに簡単に入ってしまうというサイズなのですね。


さらに,最近は私が糖質制限以降少し痩せたこともあり,ブラックジーンズが似合う人になったのです。

(* ̄m ̄) ププッ


ユニクロのS-001の黒もはけるようになったのです。


そうなるとギターも黒だったりすると,なんとなく構えた時に絵として結構いいのですね。

(⌒^⌒)b 自画自賛


ほとんどの人が持っていないブラックのギター。

それでは音源の感想はいかがだったでしょうか。


音源の前半と後半ではどちらが良いと思いましたか。



前半だと思った人は手を挙げてみてくださーい。

(ノ^_^) ハイ!



後半の方がバランスがいいと思った人はいますか―?

(≧∇≦)ノ ハーイ♪



どっちもそれぞれにいいのでほとんど差がないと思った人はいますかー?

(o⌒.⌒o)  はーい。



答えは


最初が ビンテージ 1935年 L-00で 後半が typeB なのです。


皆様の思った通りだったでしょうか。

意外に差が小さいと思っていただけたら嬉しいですね。 弾きやすさは上で,お値段は修理したビンテージより安いのですから。


ちなみにビンテージの方は弦を張り替えてすぐそのあと弾いていますが,typeBはすでに1週間弾いております。 新品弦のキラキラが少し落ち着いたくらいの音色がまた気持ちがいいのですね。


もしかして,後半の音がいいなと思った方がいればビンテージを超えたということなりますね。

O(≧∇≦)O イエイ!!



ギターを弾くのが楽しくなるギター。

ぜひ,皆様にも一度弾いてほしいですね。


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