top of page
niioka

ギターエッセイその15 音楽に感動できる最高のオーディオがIPODかもしれない。


CDもDVDもすべて入れてしまいましょう。

最近,音楽を聞くのが楽しいのです。音楽の魅力を再発見しますよ! 最高のオーディオがこの値段で! この音は衝撃です。 iPodの世界!



どんなに素晴らしい演奏のCDがあっても再生装置が余りにしょぼいものであればその感動は薄くなりますね。

o(T□T)o


私は高校生の頃すでにスピーカー工作とオーディオの世界にハマっていまして,地方に住んでいましたが,様々なオーディオショップやJAZZ喫茶のシステム,さらにはマニアな方のお宅にお邪魔していい音を聞いていました。


その頃の中心はもちろんアナログレコードです。


針を落とすとプチプチと静電気のノイズはありましたが,出てくる音は非常に生々しくリアルでした。



すでにアコギを弾いていた私が魅力を感じたのは,JBL4343よりもフォステクスのFEシリーズのユニットを使った長岡鉄男のバックローデットホーン(バックロードホーン)というスピーカーでした。 そして最後はスワンという白鳥型のスピーカーを作って使っていました。


これをオーディオテクニカのカートリッジでレコードをかけると・・・


( ̄□ ̄|||)がーーん!

あまりの音に感動したものでした。


低音は低い所まで出ていますが,安いウーハーのように重低音の鈍さがなくて,ハイスピードな軽低音という感じです。

(ローズのギターとメイプルのギターみたいな違いかも)

高音はドラムのシンバルまできれいに再現するのです。 ドラムのシンバルのリアルさを再現するのは難しいんですね。

ボーカルは目の前にいるようなリアルさで中島みゆきの歌いながら泣く曲を聞くのは鳥肌が立つくらいの経験でした。


何よりもフォステクスFEの弦の音色の再現力は素晴らしいものがありました。 今思えばこれがかなり重要な要素だったかもしれません。

そういうアナログレコードの音は密度が高くて,リアルさがあり,気配というか空気感が漂う感じだったのです。


しかし,時代は84年ごろからCDが増えだし87年にはついに優勢になったと覚えています。


でもその音はどうだったのでしょうか。

今の若い方々はCDの音しか知らないと思いますが,実はCDの音は元のレコードからすれば密度が足りないのです。

特に初期のCDはそうでした。


もちろん1万くらいのラジカセレベルでは音質は向上したというか便利になったと思いますよ。 でも,CDになってから高級オーディオレベルでは音質は向上したとは必ずしも言えないところで,便利さが勝ったというのが本当の所だと思います。

レコードとの音の違いの原因は・・・,当時マスタリングの問題と思っていました。 アナログの音をデジタルに変換するAD変換というが弱いのかとずっと思っていました。

もちろん,それも実際に原因だったと思います。


そういうマスタリングの違いを聞き比べさせてくれるお店も当時はあったのです。


その昔,神奈川県藤沢市の湘南台にリニアテクノロジーのショールームがありました。

そこではライブも定期的に開催されていて,勉強しつつ楽しませていただきました。



リニアのシステムの音も音楽的で非常に良いものでしたが,同じ演奏のアナログレコードとCDの聞き比べ実験や一番安いスピーカーが140万~みたいな庶民とはかけ離れた感覚も,絶対に買えない私には楽しいものでした。

ププッ ( ̄m ̄*)



CD時代になってからの私にはいくつかの疑問がありました。

87年ごろに買ったケンウッドの今思えば高価な(当時は安い方)の7万くらいのCDプレイヤーがありました。 DVD時代になってかなり安い1万くらいのDVDプレイヤーに変えたら,音質は比べられないくらい安いDVDプレイヤーの方が良かったのです。


そのケンウッドの初期のCDプレイヤーはすぐにリサイクルへ行きました。

(T_T) ウルウル  時代ですね。


さらに,パソコンのドライブにヘッドホン端子があり,それでCDを聞くとオーディオ用プレイヤーよりも音がいいかもと思えることがありました。


また,パソコンにCDをWAVファイルとして圧縮なしで取り込んで,パソコンで再生した時の音がスピーカーはしょぼい(モニターの下に付いているだけの)物なのに音はリアルな気がしていました。


家で録音して編集したCDを車に付いている99年製の車のCDプレイヤーで再生するとリバーブの深みが足りなくなるのです。 つまり,非常に細かい音が再現されていない状態になるのです。

( ̄ヘ ̄;)ウーン



これらの現象はいったいどこに問題があるのでしょうか。



その答えは・・・iPodにあったのです。

ホエッ?(・◇・;;)



そんなのみんな使っているでしょ。


そうなんです。生徒さんが持っているのを以前に聞かせていただいた時はまだ容量が小さく1ギガ位だったので,すべてMP3の圧縮でよじれた音を聞かされていたのです。


それで所詮ポータブルはこんなもんでしょうと思っていたのです。


もともと,CDでさえレコードに比べて音が悪くなったと思っているのに,ましてMDは聞きたくないですし,MP3は参照用というか,いい音を聞きたいのにわざわざ音質を落として聞くのか?という疑問があったので,なかなかポータブルプレイヤーを買えないでいたのです。




しかーし!時代は変わるのです。




メモリーがどんどん安くなったのです。


ついに8GのiPodが現実的な値段になったではありませんか。


1ギガではどうしても,圧縮なしでCDを入れられません。

O(≧∇≦)O イエイ!!


CD一枚が約0.7Gあります。1Gのプレイヤーでは1枚半しか入れられません。 せめて10枚くらい入れたいですよね。


出来れば,動画も入れて持ち歩くなんて出来たら便利ですね。 いつでもDVDが見られるとすればそれはかなり画期的な感じがしますよね。



実はすでにそれは可能なんですね。


しかも,驚くのはその音質です。 付属のイヤホンはさすがにおまけ的ですが,それでも高音質を感じます。


でも,オーディオテクニカに変えるのです。


すると・・・


♪ ジャンジャン・・・・

\(◎∠◎)/オウ~ビックリデース


この音質は凄過ぎまーす!



このiPodは去年買ったので第3世代を買いましたが,今は第4世代か,第5世代のアイポッドタッチもあります。





どうしてこの感動的な  (T_T) ウルウル   になる音が出るのでしょうか。


CDをパソコンで読み取ってWEVファイルにして,それをiPodに転送するだけです。


そして,イヤホンは様々なテストの結果カナル型という耳に詰めるタイプにしました。 これで周りの世界をシャットアウトできるのです。


イヤホンも1万を越えて値段が上がっていくと確かに音質は向上するのですが,低音もリアルに出るようになってきます。

密閉型で太い低音を長時間聞くのは経験的に余りいい事ではないと思っているので,低音はそこそこで値段とのバランスを重視して店頭でしっかり確かめて選んだのがこれです。


オーディオテクニカ製です。




付属のイヤホンとの違いは非常に大きいですよ。 この値段なら文句なしにいいですね。


耳に詰めるゴムは3種類の大きさが付いてきますので,ちょうどいいのが選べますよ。


iPodが余りに薄くて無くしそうですので,ジャケットを着せました。



黒よりも牛の柄がいいかな。



裏はケーブルをまとめられます。 このまま接続が出来るように下は空いています。

ジャケットを選ぶ際はここも大切ですね。充電の接続は必須ですからね。


これに,DVDが入るんですね。


(ノ°ο°)ノ オオオオ


しかも,音質がいいのです。



これでイーグルスのDVDを再生すると・・・・。

ホテルカリフォルニアで衝撃を受けて,デスペラードで涙が出ます。


(ノ_<。)うっうっうっ  素晴らしい装置です。



このイーグルスのスタジオライブはすごいですよ。一見の価値があります。



アメリカで絶大な人気のイーグルスの世界レベルのバンドの実力を知ります。 アコギはどれもタカミネですね。


バンドでタカミネは良い音しますね。



トミーの教則DVDも入れてしまいます。 いつでも空いた時間に見れるのです。




コータローさんの超人も入れてしまいます。 電車に乗っている時間とか,待ち時間でいつでも何度でも見れるのです。


iPodの電池時間は5時間はありますので,映画も可能です。 軽さ便利さそして,どんなオーディオよりも高音質これはすごいことです。



最近の私はちょっと時間があったとします・・・マックへ行きコーヒーを頼んで,出来るだけ静かな席に座ります。


そして,数分このiPodでお気に入りの曲を聞くのです。


でも,どの音楽を聞いても今まで聞こえなかった音も聞こえるのです。

例えば,トミーのグリーンサムを聞きます。 すると,左手側のフレットに弦がぶつかる音も聞こえてきます。

それはナットと押さえた場所との間のバズリだと思われます。 それくらい弦高は低くなっているということだと思います。


それが聞き分けられるくらい音質がいいのです。


どの音楽を聞いてもその世界に入り込めます。

(ノ_・、)  余りに感動して聞き続けてしまいます。



ぜひ,iPodでこのような感動的な曲を聞いてみてください。

Danの Longer という曲です。


USアマゾンで視聴できますよ。



このiPodの音を線で繋いでステレオで再生するとどうなるでしょうか。 おそらく市販のCDプレイヤーはどれも勝てないのではないかと思われます。


再生の原理が違うからです。


CDはレーザーで点を読み取って音にするわけですが,この時点でエラーが発生しているのです。 それを補正しながら何とか再生しているわけです。

このレーザーの読み取りが初期のプレイヤーは弱かったのです。 それが,DVD時代になり,より細かく読み取れるようになったので昔のオーディオ用よりも最近の安物がずっと音がいいのだと思います。


iPodは一度WAVファイルにしてしまえば,再生時点でのエラーがありません。


これが最大のアドバンテージですね。

(≧∇≦)b なるほどっ!


CDに入っている作者の意図がすべて再生されるわけです。 低音も高音もSNもすべてが違います。

ドラムのシンバルも,アコギの右手のタッチもすべてが昔のレコードのようにCD音質を越えて再現されているように感じるのです。

ついにアナログの暖かみというか,空気感というか,音楽の感動が20年を経てついにまた戻ってきたのです。

( ^-^)ノ∠※PON!。.:*:・'°☆。.:*:・'°★°'・:*オメデトウ



これで昨日もマックで10分だけのつもりで,入って長く居座ってしまいました。

女性ボーカルなど録音がリアルに伝わってきます。


ミーシャのエブリシングのイントロですでに違うと思います。それに歌がはじまると・・・

(ノ_<。)うっうっうっ


宇多田ヒカルのファイナルディスタンスのボーカルが余りにリアルに迫ってくるのです。 Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1 ユニバーサル ミュージック (e)



古時計も瞳を閉じてもものすごい音質で迫ってきます。 Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05 歌バカ (通常盤) Def...



ダイアナ・ロスのイフウィーホールドオントゥゲザーも余りに感動的ですね。 ベスト・オブ・ダイアナ・ロス(来日記念盤) ユニバーサル



iPodのいい所は曲単位で節操なくなんでも入れられて,曲の名前の順番で聞くとこれまた新鮮です。 ソロギターでも,ソロピアノでも何でも一緒に並べて聞いているのでした。

トミーを聞くとこれまた新鮮ですね。



では,どうやってこのシステムを使いこなすか説明いたしますね。

ここからが大切ですからね。

ラジャ!( ̄- ̄)ゞ



0 iPodの使い方が心配な方へ

誰でもすぐに使えると思いますが,心配なら親切なサイトを見てみましょう。 iPodの説明書は分かりにくいです。WEBサイトの方がずっと親切ですね。



1 iTunes というソフトをダウンロードしてインストールする

私のVISTAではこれがうまく行かずインストールの途中で止まってしまい,エラーが出るのです。

「このパッケージをインストールするときに予期しないエラーが検出されました。このパッケージに問題がある可能性があります。エラー コード:2738」

というものですが,この解決にネットから探して少し時間がかかりましたが,やってみると簡単です。


PCはVistaなので以下の対処を行いました。(XPは分かりません)

スタート~プログラム~アクセサリ~コマンドプロンプトを起動します。

そこで,「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」で実行。 コマンドプロンプトで「regsvr32 vbscript.dll」と入力して実行。

この作業の後で,iTunesを最初から普通にインストールすると普通に入りました。



2 iTunes の設定を変更する

このアイチューンは非常に優れた点がありますね。

iTunesの編集~設定へ行きます。


一般の中にCDのインポート設定があります。


ここでCDを読み込みする時の音質を決められます。 CDは16ビット44100KHzになっていますので,それにすれば同じ音質ということになります。

ここで48000KHzも選択できますが,やってみると一般にはほとんど違いが分かることはないと思いますし,細かくなった分少しパンチが弱くなったと感じる人も入ると思いますので,44100がいいと思います。



3 外付けHDDを買って,保存先を変更する。

設定の詳細のタブから,保存先を変えるのですが,ここで外付けハードディスクの登場です。

これまでも私は外付けHDDを使ってきましたが,ついに1TB(テラバイト)つまり1000GBが,12000円以下です。

内蔵HDDを増やすという方法もありますが,持ち運び出来るというのはこれまた便利ですね。


これがとてもいい子ちゃんなのです。

音は静かで,転送は昔のHDDよりも速い気がします。

計算上は1500枚のCDがこれに入る事になります。 ギターのCDは短いのも多いので,2000枚くらい行くかもしれません。

聞きたい時はiTunesでいつでも聞けるのです。CDを探して取り出して・・というのがないのです。

O(≧∇≦)O イエイ!!


外付けもアマゾンが安かったりします。 近所の量販店よりもずっと安いですよ。



4 DVDをiPod用に変換する

これが実は非常に簡単なのです。

2つのソフトを使います。

自分ですでに作ってあるCDでプロテクトなどが何もない物ならば,このソフトだけでOKです。


なんや英語じゃん。という方のためには日本語で解説していて,日本語のダウンロード先などがありますので,がんばってインストールしてみてください。


日本語化してしまえるんですね。私もそうして使っています。

本当に親切な方々に感謝いたします。



というわけで,ハンドブレイクさえ使えて,iPodのサイズを指定すれば簡単で時間は1時間くらい変換にかかるかもしれませんが,ほっといてギター弾いて戻ってきたら出来ているみたいな感じです。

ハンドブレイクの変換は優秀で,ギターの指の動きと画像が全くずれません。 皆さんもそうだと思いますが,ギター弾きは画像と音のずれにかなり敏感になりますよね。

それが全くありません。パソコンで見るDVDよりも正確にぴったりと合っていますよ。


(≧∇≦)b なるほどっ!


でも,当然市販のものはプロテクトがあるわけで,ハンドブレイクだけでミュージックDVDがiPodに入ったりしないわけです。



これは当然ですね。

それでANY DVDを使います。

でもこのSLYSOFTはクローンDVDも売っているのです。 さすがに同じパッケージでは売りませんが,これを組み合わせるとどうなるかはちょっと書けません。凄過ぎて。

ヽ(・_・;)ノ ドッヒャー


ANYDVDでいろんなリージョンとか複雑なものを乗り越えて,自分のドライブを何でも再生できる無敵のスーパードライブにしてくれるのでした。

これを起動しておけば,ハンドブレイクで何でも自分用に変換出来るわけですね。


DVDリッパーでああしてこうして・・・という時間はギターの練習に当てる方がいいですね。 ANYとハンドブレイクでどうでしょうか。

※ ANYを起動していると,私のROXIOではコピー出来なくなりますので,その時はANYを終了させます。


※2 以前に使った方法ですが,読み取りの際にはANYが必要で,書き込みの際にANYがあるとROXIOが正常に動かない場合は,読み取りの時だけANYを起動して,リッピングが終了して空のDVDを入れてください・・・となったら,ANYを一度終了させて書き込むという裏技を使った事がありますが,うまく行きました。



5 iTunesに登録してiPodに移動する

iTunesのファイルからライブラリに追加で出来たムービーを登録しておけば,iTunesの画面上でドラッグ&ドロップでOKです。



このくらい情報があれば大変なことはそれほどないと思いますよ。

私は手探りでしたので,少し時間がかかりましたが,このサウンドはその価値が十分にありますね。


今日もエド・ガーハードの演奏をiPodで見ていましたが,この人のサウンドはかなり多くのフィンガーピッカーに影響を与えたと思いますね。

指先の使い方を見ながら素晴らしい演奏をいつでも聞けるのでした。

という風にDVDだと見る時間がないのですが,仕事の合間のマックタイムで見れてしまうがいいのです。



音楽は本来,人を感動させる力があるものですね。


その感動を伝える楽器や機材があるものです。


その中でもiPodは画期的ですね。



HDD搭載の120G,iPod classicに行くべきか悩みます。 Apple iPod classic 120GB シルバー MB562J/A Apple(アップル)


軽さを取ってNANO16Gがいいか。

でも,一人一台iPodの時代でしょう。


容量は大きいほどいいですね。

(≧∇≦)b OK!



PS iAUDIO の方は録音が簡単なので,ライブを録音するとかそういう使い道が残っていました。



音楽で感動しましょう。

ラジャ!( ̄- ̄)ゞ

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page