top of page

SUMI L-00 新岡ギター教室モデル の生音とラインの音

更新日:2019年3月18日



SUMI L-00新岡ギター教室モデル を半年後に初期調整いたしました。

この音は生でもラインでも本当に気持ちがいいですね。そして,弾きやすいのです。これがあればたくさんのギターは要らないかもしれませんね。 見た目もとてもいいです。



すでにほかのページでも紹介してありますが,最近SUMIのL-00新岡ギター教室モデルのいわゆるtypeAもさらにレベルが上がってきています。


これは素通りできないサウンドですよ。

O(≧∇≦)O イエイ!!


例えば,ネックの太さや握りやすさはナット幅だけではわかりません。

43ミリナットでもネックが厚いものもあれば,45ミリでも薄いものがあります。

厚みが同じでもラウンドの形状,面取りの仕方で握った感じがかなり違ってきます。 強度を落とさずに,握りやすい形状にするための細かい工夫もされています。


そのSUMIのL-00新岡ギター教室モデルが半年経って,無料の初期調整のために戻ってきました。 それをして,ピックアップ(ニコアースブレンド)も搭載しました。



1930年代風のサンバーストですね。ツヤありのタイプです。


アバロンリングがサウンドホールになくてもかっこいいと思いました。

ある程度デザインまでも完成されている感じがしますね。




弦高をできるだけ下げて,テンションを軽くしたいというオーナー様の依頼です。



鷲見さんが作るナットはかなり考えて作られていますので,可能な限りそのまま使います。 ナット側で弦高を下げて,テンションを調整する方がいいと思います。




半年でかなり塗装が引いてきていて,木材と塗装がより一体化しているように思います。


ツヤありですが,ピカピカしないというのもかなりいいです。



サイドバックも塗装が引き気味ですね。




ラッカー塗装の方がウレタンより早く乾いた抜けの良い音になると一般には言われています。


でも,ラッカーでも厚すぎれば時間がかかるわけなので,塗装の技術は音に影響しますね。


では,まず何はともあれ音を聞いてみましょう。

(ノ^_^) ハイ!





(ToT)>゛スミマセン

皆様に謝る必要があります。



黙って聞かせてしまいましたが,これは生音ではないんです。

ラインの音なんです。


(」゜ロ゜)」 ナント!!



すぐに, これはおかしいな? 本当に生音かな?

と思った皆様は耳がいいですね。



カメラ用の三脚にZOOMのQ3を固定してとりました。

Q3は優れものですね。



しかもアンプの真ん前にレコーダーを置いて,私は離れて弾いているので,本当にアンプからの音だけです。

生音が回り込んで生音と一緒に録音されることを避けるために,かなり後方に離れて弾いています。 それで,録音の後半で音量が急に小さくなって遠くに聞こえるのは,MIXPROの音量を絞ってゼロにしたからです。


後半に 「生音でーす」 と私がしゃべっております。


聞こえなかった方はもう一度聞いてみてもらってもいいと思います。

ラジャ!( ̄- ̄)ゞ


私はこの音もライブ用として非常に気持ちがいいと思います。

これが簡単にスピーカーから出てしまうのです。


この音にさらにRV-7を使ってリバーブをかけるので,この時点では少しきりっとした硬めの音である必要がありますね。


ちなみにこのCF-7はモデリングタイプのコーラスで,3番にTCエレクトロニックのコーラスがモデリングされています。 このコーラスで音の厚みを作り出して,RV-7でリバーブをかけることで,アコギの音色をライブの際にも感じさせられますよ。


実際に録音してみればわかりますが,ピエゾとかのエレアコギターのラインの音をそのまま録音してみると,かなりプリプリしたアコギとは違った音になると思います。 聞いてもらったようなアコギのイメージのラインの音にはなかなかなりませんよ。



では,このL-00は なぜいい音なのか?


1 そもそもギターの生音が非常にいい。


2 調整がしっかりされている。特にサドルの底面をびしっと出して,テンション感がちょうどよくなる弦高に調整してある。


3 ピックアップはニコアースブレンド。   ニコアースブレンドですが,大切なのはコンタクトとマグの混ぜ方ですね。   マグ中心の音ではなく,ラインの音が生音のレスポンスに近くなるようにMIXPROの内部調整をしてあります。



この内部調整も結構細かく追い込んでいきます。




弦高はこんな感じです。



6弦が2.1ミリ。




1弦側が1.5から1.6ミリくらい。


(ノ°ο°)ノ  オオオオ


低めに設定されていますね。



弾いてみるとわかりますが,ネックの絶妙な形状と相まって,弾きやすいのです。

同じ曲を弾いてもミスをしなくなります。


いい音で,なおかつ弾きやすい。

理想ですね。

(≧∇≦)b OK!


でもラインの音はライブ用の音です。録音して最高という音ではありませんね。


録音するなら当然ながら生音が一番ですね。アコギの持つ空気感を録音する必要がありますので。

指が弦に触るときに発生する摩擦が独特のフィンガーピッキングの気持ちの音を作り出しますよね。


では生音も聞いてみましょう。

(⌒^⌒)b だね

いかがでしょう。


どこまでも気持ちのいい音が広がりますね。弾きやすさも格別ですね。

生音もラインもどちらもOKです。こういうギターとなら長く付き合えますね。

SUMI L-00 新岡ギター教室モデル ぜひおすすめいたしますよ。




いいギターが一本あればそれだけで楽しいですね。


最新記事

すべて表示
bottom of page