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ギブソンチャイナ へ行ってきました。



中国旅行記 その3 上海でギブソンチャイナに行ってきました。 ギブソン直営のすごいギターショップがすでにあるのです。 中国文化の面白さと美味しい物も少し書いてみました。



いよいよ上海で最も驚いたギターショップに行きましょう


それは・・・



見えますか。

巨大な壁面のレスポールが。



もう少しアップにしてみましょう。






入り口から中をのぞいて見ましょう。


何でしょうか。

このゴージャスな雰囲気は。


ライトアップもインテリアも超高級な感じですね。


o(^^o)(o^^)o わくわく


ここは ギブソンチャイナ  なのです。


ギブソンの直営店で,中国のフラッグシップショップですね。


中にはステージもあり,ここでマーシャルのアンプで一人で音試しをしてから購入できるというすごいところなのです。

w(°o°)w おおっ!!


私はこの中のアコギコーナーへ直行するわけです。



当たり前ですが,本物のギブソンがずらりと並びます。






一部屋全部がギブソンです。


怪しいヤマハなどコピー物が並ぶギターショップをたくさん見た後に最後にここに来ましたので,なんだか感動が大きいです。


中国で本物のギブソンに囲まれている不思議体験です。

(ノ°ο°)ノ  オオオオ


そして,さらにすごいのはアメリカ的で自由に弾いていいのです。

この部屋にあるすべてのギブソンを自由に弾いていいのです。

店員さんもこの部屋にはいません。

もちろん張りっぱなしです。 半音下げくらいになっていると思いますが。


だから,買う時はネックの状態を良く見る必要がありますね。



でもなんだか幸せな時間ですね。

これも中国なのです。


近くにマーチンとテイラーのフラッグシップショップが出来れば完璧ですね。




通訳で一緒に行ってもらった友人も満足そうです。


アコギの数倍の量のエレキがありますので,エレキ系の方はもっと満足できるのではないかと思います。





ギブソンチャイナにはすごいものを感じました。


なんというか,この国にはあらゆるものが同居している不思議さがありますね。

( ̄ヘ ̄;)ウーン




近くのスターバックスでコーヒーを飲みながら,今回のツアーを整理してみました。

中国の各地でヤマハの音楽教室が人気でした。特にピアノです。


すでにヤマハブランドはかなりの知名度がありますね。

教室にも子どもたちがあふれていました。


もちろん私の分析ですので,違うかもしれませんが,ひとつの理由は現時点では一般の中国のギターよりはピアノの方が音がいいですね。

音楽として感動があります。

値段が違いますので,当然ですが。


でも良いギターはピアノ以上に感動的な音楽を奏でることが可能ですね。

近い将来,香港のようにギター文化がもっともっと発展する時代は来るのでは・・・と感じます。

(⌒^⌒)b なるほど




滞在中にお金持ちの家を少し見せていただく機会がありました。

その家のサイドボードには洋酒が飾ってありました。

昔の日本でもこういう光景が良く見られました。その昔,叔父さんの家もそういう感じでした。 ナポレオンがサイドボードに入っているような感じですね。

つまり,現時点では味で選ぶというよりもブランドで選ぶという時代かもしれませんね。



日本も昔はそうでしたが。

でも,国民性の違いが非常に興味深いのです。


日本人はやはり几帳面な特質が良い所だとと思います。

中国人はいろんなことにおおらかな所がありますね。

中国語にこういう言葉があります。


随便 (sui2 bian4 ソエイ ビエン) 


この言葉を時々耳にします。

辞書には意味がこうあります。


自由である。 気軽である。


なんだかいい感じの言葉ですよね。

次の意味もあります。


気まぐれである,軽率である。

( ̄~ ̄;)??  ちょっと意味が広がってきましたね。


さらに次の意味もあります。

都合の良いようにする,勝手にする。

( ̄~ ̄;)ウーン・・・  


意味が広い言葉ですね。


随便 な人や物がたくさん見られる気がします。


自由の方向がどこに向いているかがポイントですね。

ある意味いい加減さのような,おおらかさが感じられます。


それを物語るエピソードに,面白い日本語の商品説明があります。



青豆のスナックです。

普通のスーパーで売っていたものですよ。 jie4 mo とはわさび味のことですね。



この日本語を拡大してみましょう。



( ̄~ ̄;)??


意味不明ですが,おそらく私のカンですが・・・

お茶請けに最適!ということを言いたいのかなと思います。



さらに下の方には



食感は最高い。 (ヅイ高い?)


歯ごたえ十分と言いたいのか。 食感は最高!という宣伝はあまりしませんね。


あるいは,単純に味は最高ということなのか。

その上の小さい文字はさらに分かりません。


好みの香は脆い(もろい)です。

(ー'`ー;) ウーン


これは難しいですね。



でもおそらく会社内で日本に行った事がある人がきっとこう言うのです。

「ワタシ ニホンゴ トクイヨ 」


そして,その人は辞書を見ながら作文したのでしょう。

でも自分の中国語もおそらくこんな感じだと思いますので,私は笑えない部分もあります。

♪~( ̄ε ̄;)



ギター作りもそれぞれの国民性というか個性が出るように思いますよね。

マーチンはやはりドイツ職人のマイスターの気質がありますが,ギブソンにはアメリカンなルックスとルーズな自由なものを感じます。

日本のギターメーカーはどれも安くても丁寧で細かくて壊れにくい,日本車と同じような印象があります。 (ネックが弱いメーカーはあるけど)

最初は日本もOEMの生産でコピー商品を作っていましたが,ついに本物のギターを作るようになって来ました。


将来,米に絵を描ける中国人の気質はどのようにギターに反映されるのでしょうか。


未知数ですね。



今回はオーディオの分野もいろいろ見学しましたが,私の予想を超えている分野もありました。


高級オーディオのショールームがあります。 CAVというめーかーですが,そこはオーディオルームから提案します。

カーテンもソファもオーダーできます。


そして,スピーカー自体が漢字の形をしているのです。

ヽ(・_・;)ノ ドッヒャー



鼎 (かなえ) と読むようですが,元の意味は3本足の器のようです。後に王位の象徴になったらしいです。



この漢字のスピーカーはこれです。



スピーカー2本にアンプもセットして140万くらいだったと思います。


音は予想外にいいです。この音が140万ならすごいかもしれません。 これをサラウンドにしたシステムでDVDのライブを見ましたが,ちょっとビビリました。

ヽ(・_・;)ノ ドッヒャー


フランスのユニットらしいですが,組み立ては中国です。


日本のメーカーのスピーカーもユニットを輸入して組み立ては中国のようでした。関税の問題もあるのでしょう。


真空管アンプは日本では高級品ですが,中国製の真空管は安いのです。


でも音は確かに真空管の音の厚みがあります。



このアンプも侮れない音を出していましたよ。 中国の220V仕様なのでそのまま日本では使えません。


220Vだから音がいいのか?なぞです。


このほかにもiPod用の真空管アンプなどもありました。

あれもデザインとインテリアと音のバランスが取れた商品でした。


中国製の安い真空管アンプはいいかもしれませんよ。

(≧∇≦)b OK!



最後にギターと何の関係もありませんが,中国の食べ物関係もレポートしましょう。

なぜかマクドナルドに入ると安心感があります。

世界中で変わらない共通の価値観があるからでしょうか。 マックコーヒーは中国の水でもおいしく出していましたよ。

(⌒^⌒)b だね


そのメニューの中でも私が感動したのが,香港とマカオのマックにあるサラダです。 なんとチキンのステーキが乗っているのです。

それで2.5香港ドルですので250円くらいです。


これにフレンチドレッシングが付いてきますが,この種のホクホクした豆は糖質が少しありますが,このサラダだけで軽い夕飯になるくらいボリュームがあるのです。


これを何度かいただきました。 香港とマカオでレストランに困ったらマックのサラダはどうでしょうか。

O(≧∇≦)O イエイ!!


さらにどこに行ってもおいしいと思ったもののひとつは羊肉串(yang2 rou4 chuan4) です。

元は中国北方の朝鮮との境の辺りの料理らしいのですが,独特の香辛料がまたいいのです。


ヤンロウチュアンにチンダオ(青島)ビールがあれば非常好(フェイチャンハオ)です。  

とっても良いという意味ですね。



他にも日本ではあまり食べられないものですが,向こうでは一般的なものに鳥の脚があります。

ジージャオ(ji1 jiao3) と言います。



鳥の脚の形が生々しいのですが,慣れるとこれまたおいしいのです。

若い女性も結構食べていましたよ。コラーゲンがたっぷり入っている感じです。


でもいろいろ中華料理をいただきましたが,実は私的には韓国料理がおいしいと思ったのです。

(^∧^) スミマセンです。


中国の韓国料理は安いのです。


そして,韓国と同じように葉っぱとキムチは食べ放題で無料の場合が多いのです。 キムチはお店によっては10元で食べ放題でした。



お肉は安くおいしく,野菜はただですので,糖質制限の私にはぴったりです。

O(≧∇≦)O イエイ!!

お値段もとてもリーズナブルですよ。



いろんな文化を取り入れるスピードでは中国は日本以上に急速な感じがしますね。


現在はコピーこそ中国文化という印象があります。

そっくりに真似るものもあれば,似て非なるものになっていて笑いを誘うものもあります。

妻がユニクロだと思って買ったシャツはよーく見ると・・・


ユニタロ  


とそっくりのロゴで入っていました。

ププッ ( ̄m ̄*)

(もちろん上海には本当のユニクロの巨大ショップがありますよ。)


バイクも YAMAHA かな と思えても良く見る必要がありますよ。


「(≧ロ≦) アイター・・・


でも,ちょっと笑えますね。マークまで似ていますし。

これを見て笑えるなら中国が好きになれるかもしれません。

でも,これを見て著作権侵害で訴えたいと思うなら,中国と親しくならないかもしれません。


まさにソエイビエンな世界が13億人規模で広がっているというのは不思議な感じですね。


でも昔の70年代の日本製ギターの中にはデザインやロゴまでもギブソンコピーだったものが沢山ありました。 そこまでドンズバで真似たらまずいだろうというマーチンコピーもありました。


そういう時代を経て今の日本のギター文化がありますね。


でも,すでにリニアモーターカーが走っているこの国で,今後ギター業界のみならず他の分野もどのように発展していくのかは興味がありますね。


100年前のロンドンの建築が残る,上海のバンド(外灘 ワイタン)ですね。


これに川を挟んで向かいには高層ビルの摩天楼が並び,ライトアップされた遊覧船が行き交います。


そこへ4面巨大スクリーンで上海万博の開幕式が流されている感じです。


その昔さだまさしの曲の中に上海がテーマの曲がありました。

「・・・文化の奇妙なハーモニー」というフレーズがあったと思いました。


上海は歴史の重みと近年の急速な発展が対比されたなんとも感慨深い場所ですね。


あらゆる物が一緒に存在している不思議な感じがしました。


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