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niioka

オタクセミナー第二弾  in スタジオM 2009-5


ギターオタクセミナー 第二弾 in スタジオM

2009/5/17の様子をご紹介いたします。 感想のメールを見ますと皆さん楽しかったようで私もうれしいです。 第三弾を希望する方が沢山おられてうれしいです。




2008年10月のギターオタクセミナーが好評につき,第二回目のセミナーが行われました。


当日雨の中来てくださったオタクな皆様と中身の濃い時間を過ごすことが出来ました。

(ノ^_^) ハイ!


とてもすべてを紹介は出来ないほどバラエティー豊富な内容でしたが,その一部分だけでも来られなかった皆様にも分かるようにお伝え出来ればと思います。


始まる前の期待と不安が交差する時間ですね。


本日は3部構成です。

第一部 ギターレッスン。  ソロギターはメロディーが聞こえる必要があります。甘く太いトーンを出す方法を説明しました。

第二部 ギター弾き比べコーナー  これはかなり人気のコーナーです。 なかなか客観的にギターの音を聞き比べる機会は少ないように思います。 値段と関係なくどのギターの音がいいと自分が感じるのか,それぞれに新たな発見があったと思いますよ。


第三部 解説付きライブ  今回はニコアースブレンドのサウンドにオススメの機材の音も聞いていただきました。


セミナーの後,ピックアップの音が良かったというメールが多かったのでした。




始まる前にアンケートを書いてもらい,皆様の関心がどこにあるかを分析しているのでした。





いよいよ始まりです。

今回のギターはコリングスOM-2Hにニコアースブレンドです。





第一部のレッスンコーナーです。

3名のギター暦の異なる方々に前に出ていただき,弾いていただきました。


何も指導なしで最初にドレミファ・・を弾いてもらい,指導してから30分後にも弾いてもらいました。


その音色の違いに驚いたというメールもいただいておりました。


この右手の形の作り方はそのうちに演奏アドバイスに載せたいと思います。 指の使い方で音色の太さが違ってくるのです。

この音色の太さがないと,低音の伴奏に負けてしまい,ソロギターなのにメロディーが聞こえないアルペジオになってしまう可能性があります。

これは大切な部分だと私は思いますよ。



会場の皆様のところも回って,指の使い方を実演して見せるのでした。


この日はあいにくの雨だったので,ギターを持って来れない方もおられました。

この時にすかさず,水野さんがお店のギターを1階から持ってきて,ギターがない人たちに「どうぞ使ってください」と渡していたのです。


儲けとは別の次元で物事を考えられるギターショップがあるというは素晴らしいですね。

(T_T) ウルウル  いい話です。



余談ですが儲けだけを考えればこのホールもスタジオにして区切って貸している方がいいかもしれませんが,イベントが出来ていろんな人がここで交流できるというのがお金では買えない価値のひとつかなと思ったりします。


スタMに (^人^)感謝♪




第二部 の弾き比べコーナーは人気があります。


今回はまず,マーチンOOO28EC,フォルヒG23CMCT,NAGAと3本の対決をいたしました。


私が同じ曲を弾いてどれが良かったか皆さんに聞くという単純な企画ですが,これが面白いのです。

なんと,マーチンがゼロ人なのです。

定価50万なのに。


フォルヒのシダーマホのGボディが圧勝でした。


聴衆との距離とかいろんなバランスで感じ方は違ってきますので,何の曲を弾いてもすべてがそうだとはもちろん言えないのですが,人の意見ではなく「自分がどう感じるか」を知る機会にもなるわけです。


フォルヒのG23が圧倒的にいい音と感じる人が多いというのが興味深い事実ですね。


でも,次はこのフォルヒと別のフォルヒでスプルースとメイプルのドレッドがあります。

2つ上の写真にも写っていますが,中央から右に一本目のギターです。


これで,ストロークをして歌ってみるわけです。


実験で仕方がないので,私が歌いました。

♪~( ̄ε ̄;)



先ほどかなりの人がシダーマホのG23がいいといいましたが,今回はどうでしょうか。


スプルース&メイプルのドレッドが圧勝です。


シダーマホに手を上げた方は一人くらいだったかもしれません。



これはスプルースとメイプルから来るもので,パリッと輪郭が出てリズムの切れ味が増すような感じがします。

シダーマホだと甘く広がってもやもやするような感じもあります。


というわけで,フィンガー向けのギターとストローク向けのギターはちょっと違いがあるかもしれませんね。 という実験などを自分が聴衆として体験できる面白さがあります。


自分が聴衆ですから,みんなと違う結論に至ってももちろん良いわけです。 でも,多くの人はどう感じているかを知ることが出きる貴重な機会でもあります。

でも,考えてみると昔からGibsonはSJ-200のようなジャンボボディをスプルース&メイプルで作っていたのでした。


このあとに会場に持って来られた方のギターも弾いてみました。

70年代のKcountryのギターがとてもいい音でした。


やはりビンテージという結論になるのでしょうか。



次回は私のビンテージギターも弾き比べコーナーに登場する予定ですので乞うご期待。




第三部は解説付きのライブでした。

ギターが鳴るということは・・・

弦が鳴り,トップが鳴り,バックが鳴り,サウンドホールから音があふれて出てくるといういくつもの音の要素が交じり合ってアコギの複雑な音色を作り出しているわけです。

インブリッジのように一箇所だけ,しかもサドル下のもっとも音が硬い部分だけを拾ってアコギの音を作ることがそもそも無理というものだと思います。

その点,ニコアースブレンドは マグで弦鳴り,ニコピンのコンタクトでトップ鳴り,これでも十分使えるサウンドですが,これにさらにコンデンサーマイクでサウンドホールから出る箱鳴りを拾うというわけです。


マグだけの音,コンタクトだけの音,マイクだけの音もそれぞれ聞いてもらいました。


オススメのリバーブとコーラスも紹介いたしました。


これは後日WEBでも紹介したいと思います。



しばしの休憩の後,第4部は希望者のための調整講座です。


ギターのロッド調整,弦の巻き方,サドルの底面の処理,ナット溝の取り方で音は変わるか変わらないかを体験していただきました。


同じギターで大きな改造をしなくてもテンションはかなり変えられます。

結構音が変わるので皆さん驚かれたと思いますよ。


短時間で沢山のことは出来ませんが,音が変わるということは感じてもらえたと思います。

最近のマーチン用もヘッドウェイもコリングスも弦を張った状態でロッド調整ができるようにロッドをオリジナルで作ってもらっています。


横浜の斉藤社長 ありがとうございます。! (*^ - ^*)ゞ ポリポリ

一番鳴りがいい場所にロッド調整するのも大切ですよね。



という感じで非常にオタクな時間を過ごした皆さんが帰る時の顔は,「新しいことを知った喜び」に満ちていて,いい笑顔でした。

まるで少年時代に戻ったかのようでした。

(ノ^_^) ハイ!



今回はアルグム2も沢山の方が購入してくださりうれしかったです。


ネットニュースで見ましたが,自分がオタクだと思える分野を持つ人の方が幸福度が高いというのです。

それは確かにありますよね。


誰もがわかってくれるというわけではないのですが,その価値を認めてくれる人がいるというのは誰でもうれしいものですよね。


ギターは一生の趣味としてとてもいいものですね。

演奏がすべてという種類の楽器を選んでいなくて良かったと思ったりします。

(⌒^⌒)b なるほど


ちなみに昨年のセミナーの際は,爪にアクリルをかけていました。 レコーディングもアクリルを使いました。

が,その後爪がどんどん薄くなってしまい,ぺらぺらになりこれはまずいなと思い一度やめました。


でも,すぐには元に戻らす,後数ミリ伸びないと元の硬い爪に戻りません。

o(T□T)o


アクリル恐るべし。


昨年爪が薄くなった感じがして,アクリルに手を出してしまいましたが,それはすべて今思えば高血糖だったからかもしれません。


高血糖がなくなった今は爪も厚くなり,髪の毛も濃くなりました。

O(≧∇≦)O イエイ!!


ジーンズもさらにワンサイズ下がって29インチです。 ご飯をやめるといいことが沢山ありますね。


いい音を出すには,晩ご飯は炭水化物なしのおかずだけというはどうでしょうか。

焼き鳥屋とかおでん屋などはとてもいいですね。



オタクセミナーのネタはまだまだありますので,第3回もお楽しみに。

ラジャ!( ̄- ̄)ゞ


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