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無臭アクリル inm 右手の爪にスカルプチャー その後

右手のスカルプチャー その後 日本人的な音楽表現はネイルかも。 無臭アクリルに挑戦しました。



2010/7/20 現在はスカルプチャーはやっておりません。アルグム2の時点ではやっておりました。 どうしても爪の手入れに時間がかかりすぎるためです。

高血糖がなくなったら自分の爪も硬くなりました。 それで,自分の音を目指すべく爪を短くしてその音で出せる音を目指しています。



やはり,一度使ってみれば分かりますが,右手の爪にすべてスカルプチャーをすれば良い音になります。

岸辺サウンドに近づきますね。

(ノ^_^) ハイ!




メロディーが立つようになります。

そして,どんなギターからでもある程度の音質を出せるようになります。


岸部さんと以前に 「日本的な演奏スタイルは何か」 という話をしたような気がします。

ウィンフィールドも経験されている岸部さんですから。

アメリカでは爪なしのフィンガーピッキングで特に,手が大きくて爪を使わなくてもバシバシ音が出せるプレイヤーが沢山います。 そういうパワーベースボールのようなパワーピッキングみたいなプレイは日本人が真似しても出来るようなものではないという事です。


確かに。


そうなんです。ギターのネック幅がそもそも彼らの手のサイズを基準にしているのでは?と思ったりすることが良くあります。 44.5ミリの三角ネックになると日本人の手のサイズに本当に合っているのか疑問ですね。


トミーの身長や手のサイズから計算すると,私はリトルマーチンで演奏しないと同じサイズにならないような気がしています。


そういう根本的なサイズやそこから来るパワーの違いがあるわけですので,同じ土俵で勝負しても体格で負けていますよね。


そこに,イチロー選手が登場するわけです。


パワーベースボールを追いかけずに,スピード&テクニックに行くわけです。 そして,彼らが真似できない内野安打の量産で毎年200本安打を打つわけです。

そういうイチローをメジャーの一流プレイヤーも認めているわけです。


というわけで,同じ土俵で勝負しないで自分のスタイルを追求するのが良いですね。


それが,右手のスカルプチャーで爪を使っていろんな音色を細かく使い分けるという弾き方でもあります。

それが日本人ならではの繊細さを表現するのに役立つと思うのです。


実際にはアメリカにも私も大好きなプレイヤーでエド・ガーハードがいますが,彼もスカルプチャーの爪を使った深みのある音色を表現します。

グラミー賞を取ったこのピンクギターの中のムーンリバーは最高傑作のひとつです。

アコギバラードのベスト3に間違いなく入りますよ。 まだの方は一度,一流のアコギバラードを聞く価値があると思いますよ。


有名アコギストのコラボですので,他の曲も楽しいですよ。



他にもエドが弾くThe Water Is Wide はあまりにすばらしいです。 それがDVDになり,弾き方までインストラクションしているのです。


繊細な音色,多彩な表現などを考えるとやはりスカルプチャーは価値がありますね。


それで私の右手もすべてそうなっていました。


が,これが厚くするとどうしても2週間から3週間で割れてくるのです。



横に割れた線が入ったところはカビっぽくなりますし,端から浮いてきてしまうんです。


これは爪の硬さよりもアクリルの方が硬いからだと思います。 爪は次第にカーブしながら成長するのにアクリルはそのままです。

爪が伸びてきたときに最初のカーブと合わなくなり端が浮いてくるという避けられない状態です。


でも爪が4枚あると,しょっちゅうアクリルをかけては削ってという日々になると・・・


「あなた!またネイルなの」


と言われるのも良いものではありません。


それに,なんと言ってもアクリルリキッドの匂いが結構きついのです。

独特の匂いです。薬品くさいのですが,狭い部屋だとかなり嫌われます。 食事の前にやることもおそらく禁止されるでしょう。


シックハウスなど化学薬品に過敏な人にはかなり嫌われる匂いですね。


(ー'`ー;) ウーン


何とか良い方法がないでしょうか。

もっと爪の硬さに近い感じで硬すぎないアクリルで,匂いがしないものです。


探しました。


これにいたるのに結構手間ひまがかかりました。 が,最近これを気に入っております。



inm アイエヌエムといいますが,アクリルリキッドが無臭なのです。

プライマーも必要がないといいます。



アクリルパウダーは非常に細かい粉です。



部屋でふたを開けていても,妻が気が付かないくらいOKです。


(≧∇≦)b OK!


今までのアクリルが端からはがれ気味になっています。

これをそのままにしているとストロークの際に引っかかって,爪ごと一気にはがれて変な形でちぎれてしまう可能性がありますので,はがれ気味と思ったらすぐにはがしてしまいます。




はがしてみるとやはり爪にしっかり付いているため,爪自体はかなり痛んでしまいますね。



でも,爪と同じ位の硬さで薄く使って爪と一緒に成長できれば最後まではがれずに,アクリルを付けたし付けたしで,爪を切り続けて使えればベストのように思います。



親指も前のアクリルで,ある時ググッと曲がったときに横にひびが入り,そこから割れ始めています。


すでに右の端の方が欠けていますのでこれをそのままにしておくと,弦が引っかかった時に大変な事になります。


勢い良くストロークして,YUIのグッバイデイズなんかをジャララーンと生徒さんの前で決めたと思ったその時,気が付くと爪の白いところが全くないということも過去にはありました。


Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン


危ないときはすぐに削ってしまいます。カッターとネイルやすりで簡単に落ちますね。




ほとんど落ちました。 削って落としていますので,自分の爪も少し削れて薄くなってしまいます。


でも,気にしません。


筆を無臭アクリルリキッドに浸して,それを今度はアクリルパウダーの中に入れます。 するとミクスチャーと呼ばれるアクリルボールが出来ます。

それを爪の上側に乗せて伸ばして行きますが,このinmの商品は伸びが良いと思います。

乾燥が速いタイプはもたもたしていると硬化が始まってしまい形がまだ変な状態なのに固まり始めてそれを伸ばすとさらに変な形になることもあります。

でも,これは非常に均一に伸ばしやすいのが良いと思います。




この商品には特徴があります。 後で説明しますが,自分の予定している厚さよりも一枚分厚く塗るという気持ちで仕上げましょう。


ここからさらにアクリルリキッドを筆でちょんちょんとたらして行きますと,全体が濡れてつやつやしてきます。


それをまたアクリルパウダーにずぶっと差し込むわけです。


アクリルリキッドを爪側に塗って,パウダーの中に入れてくっつけると無駄がありませんね。


それをまたリキッドの筆でちょんちょんとタッチアップの要領で塗らして行きます。 塗らすと言ってもびしょびしょではだめですよ。適度な加減ですよ。


これを繰り返して好きな厚さに整えます。




ここから乾燥なのですが,ここにinmの特徴があると思います。 普通のアクリルよりも乾燥に時間がかかるのです。

5分から10分で硬化する今までの物とはちょっと違います。


なかなか硬化しないのでまずはファンヒーターで強制乾燥です。



それでも大丈夫でした。


何かに触らないようにするためのキャップが売っているので,キャップをかぶせて待っているという方法もあるかもしれませんが,私は注意してその間も他の作業をしてしまうのでした。


でも,さすがにギターは弾けません。


o(T□T)o




30分くらい経った状態ですが,なにやらカキッと乾燥していないように見えますよね。


でもこれで正常なんです。最初かなり戸惑いました。


硬化してないでしょ! と思ったのですが,このタイプは表面が一枚削れるという商品なのです。


ネイルやすりで擦ってみます。


すると・・・なんと


ワオ w(°o°;)w


消しゴムのかすのようなものが出て来るではありませんか。



そうなんです。 この商品は一皮むけるタイプのものだったのです。


ぼろぼろとひと皮むけると硬いアクリルが出てきます。

それをいつもと同じようにネイルやすりで削って行きます。



なんとも自然な感じで硬さも硬すぎません。

かなり爪との一体感を感じます。


さらに細かいやすりで磨くと自然な感じになります。


この一体感だとアクリルと気づかない人もいるかもしれませんね。



柔軟性のテストをしましょう。

無理に曲げてみます。



大丈夫そうです。


これは時間がもう少し経てば,さらに少しは硬化すると思いますが,今までの物よりもずっと爪に近い硬さのように思います。


これを薄く使うというのが今のお気に入りなのです。

硬いアクリルだと薄くしても硬いのでより取れやすい感じもありますので。

爪を補助するという感じで,カチカチにしないで使っています。


とてもいいですね。


(ノ^_^) ハイ!


硬化時間が少し長いので,ライブ直前という時は昔のアクリルを使うしかないかも。 でも耐久性があればいきなりはがれるということは少なくなるようにも思いますし。



量が多いので,一度買ったらパウダーは数年持つ様な気もします。

仕上がりがきれいで匂いがないのは,硬化時間が長くても許せます。



うーん。良い感じ。


自分の爪を見てうっとりしている男の人がいたらちょっと変ですよね。


「(≧ロ≦) アイヤー



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