わたなべゆう 3DAYS イン 秋田その1
2006フィンガーピッキングコンテストチャンピオン わたなべゆう 3DAYS イン 秋田 26歳の若手ギタリストの初秋田ライブです。 3日間たっぷり演奏してもらいました。
横浜は赤レンガで開かれるモーリスのフィンガーピッキングコンテストの2006年優勝者 わたなべゆう を秋田にご招待してライブをしていただくことが出来ました。
それも1日ではなく,なんと3日間,4ステージです。 実際は5ステージに近い内容でした。
その模様を出来る限り再現してみましょう。
(ノ^_^) ハイ!
初日
2007/2/10(土) 午後3時 イオンショッピングセンター内シマムラミュージック集合
前日から男鹿市の温泉に泊まっていたらしい,わたなべゆうと私はここで,初顔合わせをいたします。
気難しいところのない明るい好青年です。
(≧∇≦)b OK!
アコースティックパラダイスというイベントで,お店のお客さんや生徒さんが出演します。そのゲスト演奏です。
リハのあと,控え室でひとり練習をする,わたなべゆう。

ギターはグレーベンのセミジャンボですね。 サイドバックはマダガスカルローズと見ました。 いい音しています。
スタジオで音を出した後,私とゆうさんでお約束のスターバックスでコーヒータイムです。
オタク談義のあと,午後5時を過ぎて会場の設営が始まります。

入念にサウンドチェックをするわたなべゆうです。
テーブルにあるのはキャラメルマキアートです。 なぜか好きなのです。

生徒さんも弾きます。ギターは渡部香津美と同じ今井ギターです。 ジャーマンとハカランダのサウンドはいいですね。 音量がすごいです。

若手のゆず風の演奏もありました。 オリジナルを歌っていました。 いい声しています。

私も出させていただきました。 この度は,リバーブをマジックストンプからアレシスのミディバーブに変えました。
やはり,トミーが選ぶ機材だけあって音痩せしないのがアレシスのいいところです。リバーブの話はそのうちにピックアップコーナーで書きたいと思います。
フォルヒOM32にデュアルNA,クルーズのプリアンプ,ミディバーブです。 ケーブルはもちろんオリジナルのベルデン&ノイトリックです。
モニターは自分で持ち込んだアレシスのトランスアクティブ50です。
私がクルーズを使うのは,このプリは出力が大きいのです。 ラインアウトに余裕があります。DTARよりも出力は大きいと思います。
それをアレシスのリバーブに入れるとさらに出力を上げられてリバーブでもプリアンプ効果が出ます。 これで音痩せしない太い音色を作ることが出来ます。
このように下が空洞のステージは,低音がブーミーに増強されます。 ステージ上のマイクはやはりスイッチ式に最初に変えてもらって,もしくはスイッチ付は持って行って,しゃべり用はそれに変えるべきでした。
PAが専門にいたわけではないので,おそらくステージ上のマイクが生きているために,少し低音が回っている感じがしました。

この他に立って聞いている方もかなりいます。 女性ファンが多いのかと思われますが,実は生徒さんでした。
いよいよわたなべゆう登場です。

「どうもーこんにちわー わたなべゆうでーす」
関西のしゃべりで楽しませつつ,演奏は・・・

(ノ°ο°)ノ オオオオ
これはすばらしいです。
特にこの右手の動きはすごいです。 フィンガーピッキングコンテスト優勝は伊達ではありません。
流れるように滑らかに,正確ですばやい動きです。
オリジナルの曲も和み系の雰囲気を持っていますね。 ちょっと岸部さんのような雰囲気もあります。
そして,後半はアレンジものでアップテンポの曲も来ます。 この手拍子入りが入るノリのある曲もカッコいいです。
これはイベントのゲストなので,40分くらいでした。 もっと聞きたいと思わせる演奏です。
彼のギターはグレーベンセミジャンボ,サイドバックはマダガスカルルーズかホンジュラスローズでしょう。 私の感はマダガスカルかな。(本人もよく知らないようです。)
ピックアップはテディーズ・ギターの特許の取り付けによる,LRバッグスのデュアルソースです。
インブリッジピエゾでいいと思えるのはこのデュアルソースですが,それを特別な方法でセットアップするらしいです。
箱鳴りもナチュラルに拾います。
わたなべゆう使用機材です。

ギターからモノラルアウトで,パラアコースティックDIへ,そこからYケーブルでセンドリターンを使っています。 センドでチューナー~アレシスナノバーブ~リターンで戻します。
パラアコースティックDIのバランスアウトからミキサー宅へ送ります。
本当に簡単でいいですよね。
音の話はまた後ほど。
もっと聞きたいと思わせる初日でしたが,2日目のソロライブはどうなるでしょうか。
その2へ続く