進化し続けるフォルヒギターです。 マイナーチェンジした箇所があります。 その微妙な違いを少し解説しましょう。
フォルヒというメーカーの柔軟性はすごいと思います。
この点がいいギターと思う理由のひとつです。
(ノ^_^) ハイ!
もちろんメーカーも商売ですので,販売代理店の意見を大切にしますよね。
スタMからの声はフォルヒも大切にするはずです。
私がこうなれば・・・と思っていたことをいくつかスタMサイドに伝えていたことが,なんと現実にフォルヒの仕様の一部変更になりました。
ワオ w(°o°;)w
2006年8月に到着したD34SRです。
マイナーチェンジ その1です。
以前からフォルヒの価格帯はライブ用に使うギターという位置づけの方が合っていると思っていましたので,最初からピックアップインストールを前提にギターを作る方がいいのでは・・・と思っていました。
NEWモデルはエンドピン穴が最初から12ミリで空いているようになりました。
そして,この穴にしっかりとつくエンドピンが付属します。
6角レンチで回すタイプの最近良く見るタイプになりました。
タコマとか,テイラー(モリダイラ時代の)ギャリソンとか新しいメーカーなどは最初からピックアップ搭載を前提にしているところがあって,エンドピンをレンチで回せばすぐに12ミリ(11.5ミリ)という穴が開いていたりします。
これで私は緊張の穴あけから解放されるのでした。
これまでは,「キンチョーの夏」とか言いながらドリルをまわしていたのでした。
(ノ^_^) ハイ!
これからはフォルヒにピックアップ取り付けがとっても楽になります。
フォルヒはライブ用としてがんがん使いたいギターですからね。
マイナーチェンジ その2
サドルの溝がぴったりサイズになりました。
写真のように,斜めにも止まるくらい,溝とサドルにきつさがあります。
これまで,ある機種はサドルの溝に余裕がありました。
これは実は困ったことでもありました。
サドルの素材のサイズは普通3.1ミリで,厚いものでも3.17ミリです。
これはマーチン系が2.4ミリの厚さ,ギブソン系が3.1ミリといういわば業界の企画に基づくもので,これから大きく外れるものはとても困るというのがありました。
こんなときに3.3ミリとかサドルの溝があったりすると非常に困ります。
大き目のスラブ(平板)から削りだしていく必要が生じ,とても時間がかかります。
それで,このサドルがジャストフィットになることもお願いしておりました。
でも,この提案は私だけではないと思いますよ。
( ̄ー+ ̄)キラーン
その他
D34SRのヘッドのペグが金色のつや消しクロームになっていたのは1年も前のことですので,ご存知でしょう。
OM32SMは艶なしの微妙な仕上げに対して,D34SRはトップ艶ありにアバロンリングが入ってきれいな仕上がりですね。
高級感があります。OM32の渋い魅力とはまた違う方向ですね。
今までは,23CRなどシダートップがべっこう風のバインディングとペグとブリッジピンなどでデザイン性がワンランク上でしたが,今度はスプルースでも同じようなべっこう風が出来たようですね。
D-23SRは私もかなりお勧めの機種です。
同じ値段でべっこう風バインディングとクロームペグにプラスティックの白バインディングならべっこう風が好みでしたが,これからは純粋にトップの素材を選べるんですね。
型番はそのまま23なので,あのデザインが23ということですね。
それに23CR(シダー)なのか23SR(スプルース)なのかを選択できるという感じでしょう。
もちろん大きな違いではないので,やろうと思えば出来ることだったと思いますが,一応そういう仕様があるというのはうれしいですね。
デザインでシダーを選んでいた人も,スプルースでも同じデザインを選べるというのはいいですね。
きっと,今後も少しずつマイナーチェンジをしていくと思います。
でも,それを待っていると,パソコンみたいにいつまでも買えないので,ほしいと思った時が買いどきなのですね。
∠( ̄∧ ̄) ラジャ!
今後,ニューモデルも出るような気もしますし,楽しみですね。
スモールボディに興味がある方はメールでもくださいね。
( ^^)人(^^ ) たっち♪
参考までに。
ビンテージシリーズのOM32やD34はブリッジにノッチという弦通し溝が入っていません。
2005年頃からの23CRなど普通のシリーズは,ノッチが入っています。
このノッチのある無しは音質に影響がかなりあると私は思っています。
特に箱鳴り感に影響があります。ここにやすりを入れながら調整します。
自分で新品のギターにヤスリを入れていくとあなたも「緊張の夏」を楽しめますよ。
(⌒Θ⌒)ぷぷぷっ♪
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